環境保護/慈善活動

給水システム
美しい海に囲まれたハワイ島。水の確保に困ることはないと思われがちですが、現在のようなシステムが確立するまで、さまざまな試行錯誤がありました。
1995年、カウプレフ・ウオーター・カンパニーが設立。当リゾートで使用する水資源確保のためのプロジェクトが始動しました。画期的な方法を模索していた同社では、フアラライにある高地の地下442メートルに7つ泉があることを特定。これらの泉から引いた水を火山岩でろ過し、最新鋭の逆浸透システムで浄化することに成功したのです。当リゾートの水は、こうして供給されています。カウプレフ・ウオーター・カンパニーは、逆浸透で水質改善を行っているハワイでも数少ない会社のひとつです。ろ過・逆浸透処理された水は毎日の検査と監視を経て、高度な品質が保たれています。
そのため、当リゾートの水道水は安全で、美味しくお召し上がりいただけます。
省資源およびリサイクル
当リゾートでは、次のような環境保護対策を講じています。
- バスルームアメニティー: 詰替え用ボトルを採用することで、プラスチックボトル消費量を年間10万本削減。
- 客室内の飲料水サービス: セラミック製のカラフとカップをご用意し、毎日スタッフが精製水を補充することで、プラスチックボトル消費量を年間9万本削減。
- ウォーターステーション: リゾート内各所のランドリールームに給水所を設置。
- グリーンリネンプログラム: ベッドリネンの交換を3日おきに変更することで、70万ガロンの水を節約すると同時に節電にも貢献。
ハワイモンクアザラシ保護
マリン・ママル・センターに併設されているハワイアン・モンクシール・ホスピタルでは、ハワイモンクアザラシを絶滅の危機から守り、生息数を増やすためのプログラム「ケ カイ オラ」を運営しています。最新の設備を備えた同施設では、救出されたモンクアザラシの手当てやリハビリにあたり、このプログラムを通じて研究と地域社会への啓蒙活動を展開中です。
動物や環境を保護し、地球を未来につなげていくことは、私たちに人間に課された使命であり、当リゾートでは、「ケ カイ オラ」プログラムの活動を重視しています。地域社会と密に連携し、より良い地球を築いていくこと。このモットーを胸に日々努力を積み重ねていけば、壮大なスケールの目標もいつか達成できるはずです。
ケ カイ オラは、非営利団体マリン・ママル・センター(501c3)が運営するプログラムで、海洋哺乳類およびその生息環境に関する知識を広め、世界的な保護を推進することをミッションに掲げています。